「夢の工法」ベル工法
塩化ビニル推進管での長距離曲線推進を実現
下水道管路の長寿命化でライフサイクルコストの縮減を提案します
ベル工法の性能等
ベル工法 機器
掘進機は4分割する事ができ、2号人孔内での先導体の回収並びに鉄蓋(φ600)からの搬出が可能です。 VC型掘進機(曲線用)は2箇所の方向修正装置により、曲率半径60mの複数曲線が可能です。
掘進機は礫を三段階で破砕するシステムでビットの摩耗が少なくなります。
長距離推進に対応するために開発された、小型の排泥ポンプを搭載しています。
直線部で発進立坑からターゲットにレーザー光を照射させ、カメラで確認し掘進機の位置と姿勢を計測します。 また、滑材注入口を設けており、滑材を吐き出させて周辺摩擦を提言します。
土被り深さや埋設物等に影響されない、推進管内での自動化測量システムを採用しています。 (高性能ジャイロを搭載した自走式計測ロボットを使用)
ベル工法用推進管は、標準管とプッシャー管に区分され、プッシャー管は12本毎(約16m毎:支持装置の設置箇所)に使用します。
曲線部においてはスペーサー(t=10mm)を使用します。管端部の潰れや破損を防止し、「点」ではなく「面」で推力を伝達します。
インナー支持装置は推進管12本毎(約16m)に設置し、掘進中に発生する管周面抵抗力を支持部材に負担させます。 到達後にプルロッドを引くことで、支持部材が管内に収まり、先導体とインナー装置を切り離した後、発進立坑からインナー装置は順次回収されます
連結部はインロー継手方式を採用し、塩ビ管とインナー装置が一体化され、先導体まで連結されます。 予期せぬ地中障害に遭遇した場合は引戻しが可能で、迂回線形等での推進でトラブルが回避できます。