低耐荷力管推進工法は、先導体にかかる先端抵抗力を推進力伝達ロッドに作用させ、推進管には管と土との周面抵抗力(※以下、周面抵抗力とする)のみを負担させる方式です。 管周面抵抗力は推進距離に比例して増加するため、管の許容耐荷力と等しい距離が許容推進延長となります。
【ベル工法 概念図】管周面抵抗力分割方式ベル工法は管周面抵抗力を分割して鋼製のインナー装置に負担させる方式を採用しています。推進管内に設置したインナー支持装置の支持部材で、推進管を16m以下の間隔で支持します。 このシステムにより、管の耐荷力に制限されるのではなく、インナー装置の耐荷力により長距離推進を可能としています。